産業医: テレワークによるストレスの実態とパフォーマンス向上

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現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために多くの企業でテレワーク(リモートワーク)を実施しています。2020年、これまでとは”まったく異なる”働き方を”急に”、それも全社で取り入れる必要に迫られたことで、各企業の経営層や人事・総務・IT関連の方々は体制を整えるのに苦労されているのではないでしょうか。

そして当然、従業員の方々もテレワークによって在宅ならではのストレスを感じているのかもしれません。

厚生労働省では5年に1回「労働者健康状況調査」を実施しており、2012年の調査ではストレス要因の第1位は「人間関係(41.3%)」という結果でした。しかし、2020年現在はテレワーク中心の企業が増えているため、ストレス要因の第1位は異なっているのではないかと推察されます。これまでとは異なるストレスケアが企業には求められているようです。

今回は 「メンタル産業医」命名者でストレス関連疾患に詳しい合同会社パラゴン表の櫻澤博文医師の記事をもとに、テレワークによるストレスの実態やパフォーマンスの上げ方を考えていきます。

テレワークによるストレスの実態とは?

櫻澤医師「テレワーク導入で最も把握しづらくなるのは『労働時間』です。作業態度といったプロセス評価は難しいことから、結果評価が中心となります。評価が厳しくなる中だと、『時間をかけてでも、結果の品質を向上しなければ』といった強迫的圧力が加えられているようなもので、実際、労働基準法を超えた労働に従事せざるをえない実態が確認されています。」

弊社(ライフキャリアネット)の寺本も、前職の教材制作会社の正社員時代にテレワーク第1号として働いた経験があります。その日の「成果」を示す必要があるので、残業代がでなくてもついつい納得いくまで時間をかけて夜遅くまで仕事することが多々ありました。

実際、現在テレワーク勤務をされている方からは、夜遅くまで仕事をしてしまうお悩みもお聴きします。
まずはリズムづくりをしてみましょう。それには、1日の中でオンオフを切り替えて過ごすことが大切になります。
オンオフの切り替えとしては、
・タイムマネジメント:仕事と休みの時間をあらかじめ決めておく(90分後にスマホや時計で時間セットするなど)
・ちょっとした体操やストレッチをする
・昼休みに気分転換をかねて近くを散歩する
・朝は仕事モードの服に、夜はリラックスできる服に着替える など
みなさんはどのようにしてオンオフの切り替えを意識されていますか?できることからやってみてはいかがでしょうか。

「アクティブ・レスト」を活用する

さきほどご紹介した櫻澤医師によれば、疲労感は少なくても着実に疲労は蓄積しているそうです。櫻澤医師は、休憩時間を確保するために「アクティブ・レスト」の活用を提案されています。

櫻澤医師「『アクティブ・レスト』とは、積極的に休憩時間を確保する、前向きな自己投資です。仕事を開始してから2時間も経過すると、 血糖値の低下から神経細胞はガス欠状態にて、脳の情報処理力は低下しているものです。『アクティブ・レスト』をとり、神経に休憩を与えると共に、“腹が減っては戦はできぬ”といわれるように、間食を摂ることで血糖値を上げ、神経細胞に栄養を 補給することが、不安定なテレワークという上り坂を乗り越えるポイントです。」

自分では気づかないうちに身体に疲労がたまっているってこともあるようです。大切な人の身体を労わるように、身体の声に耳を傾けながら自分自身も労わるようにしましょう。
櫻澤先生、記事のご紹介をご快諾いただきありがとうございました。

弊社(ライフキャリアネット)の代々木のライフキャリア相談室では、貴社の従業員の方々がご自身の自己理解、仕事理解したうえでパフォーマンスをあげられるようにキャリアプラン作成のキャリアコンサルティングを実施しています。
これまでの仕事やスキルを棚卸しして、何を大切にしたいのか、これからどのように活躍していきたいのか、そのためには何が足りないのかを従業員ご自身が気づき、行動に移せるようにサポートしています。まずは気づくことが大切です。気づくことで初めて変わることができます。
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弊社はこれまで100社以上の企業様にキャリアコンサルティング制度を導入しております。従業員の方が弊社の予約フォームで直接日時指定できるので、人事の方のお手を煩わせることはございません。面談後には守秘義務の範囲内でご報告差し上げます。
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参考 : 新テレワーク習慣 ※最終ページには、ポッカサッポロ社から発売されているスナッキングフード2商品が紹介されています。ご興味がある方はお読みください。 

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