セルフ・キャリアドック制度とは?
政府が進める「働き方改革」の一環として、 2016年度から厚生労働省が中心となり「セルフ・キャリアドック制度」導入の普及、推進を図っています。
そもそも「セルフ・キャリアドック制度」とはどのような制度なのでしょうか?
セルフ・キャリアドックの定義
セルフ・キャリアドックとは、キャリアコンサルティングとキャリア研修などを組み合わせて行う、従業員のキャリア形成を促進・支援することを目的とした総合的な取組みのことです。
企業様にも従業員の方々にもさまざまなメリットがあります!
従業員にとっては自らのキャリアを考えることで仕事に対するモチベーション向上につながり、企業にとっても人材の定着や従業員の意識向上を通じた組織活性化が期待されます。
セルフ・キャリアドックを導入することで、対象となるさまざまな従業員に適した、多様な効果が期待できます。
新卒採用者:職場定着
育児・介護休業者:職場復帰率の向上
中堅社員:能力開発の方向付け
シニア社員:セカンドキャリアを見据える
トップページの 「セルフ・キャリアドック制度」導入のメリットとは? に詳しく記載していますのであわせてご覧いただければ幸いです。
参照:セルフ・キャリアドックで会社を元気にしましょう!~従業員の活力を引き出し、企業の成長へとつなげるために~(厚生労働省, 2017)
セルフ・キャリアドック制度キャリアコンサルティングは具体的にどんなことをするの?
セルフ・キャリアドック制度キャリアコンサルティングでは、企業様の人材育成ビジョンやご方針をもとに、組織活性化を図ることを目的として従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援します。
セルフ・キャリアドック制度キャリアコンサルティングでは、文部科学省、厚生労働省及び経済産業省が普及に取り組んでいる「ジョブ・カード」を使用します。
具体的にお聴きすること。
○ 職務経歴や学習歴、資格等をお聞きしその方のスキルや強みを引き出します
○以下のことをお聞きしながらキャリアプランを作成します
◇上司や同僚、家族など周囲から求められている課題は何か、またその克服方法
◇大事にしたい価値観
◇興味・関心を持っていること
◇将来取り組みたいことや働き方
◇今後、向上・習得すべき職業能力 など
改正職業能力開発促進法( 2016年4月1日施行)
職業能力開発促進法第10条の3第1号では事業主は「労働者が自ら職業能力の開発及び向上に関する目標を定めることを容易にするために、業務の遂行に必要な技能及びこれに関する知識の内容及び程度 その他の事項に関し、情報の提供、キャリアコンサルティングの機会の確保その他の援助を行うこと」 とされています。
これまでライフキャリアネットでは、さまざまな業種の企業様100社以上にセルフ・キャリアドック制度を導入しキャリアコンサルティングを実施してまいりました。ライフキャリアネットが導入した企業様の業種の一部をご紹介します。
▼学術研究・専門・技術サービス業
・会計事務所 ・税理士事務所 ・経営コンサルタント会社
▼教育・学習支援業
・保育園 ・学習塾チェーン ・英会話スクール ・知育教育
▼医療・福祉業
・デイケアセンター ・訪問介護サービス
▼情報通信業
・ITコンサルティング会社 ・企業のwebサイト制作会社 ・webマーケティング会社 ・ECサイト制作会社
・情報処理会社 ・アプリ制作会社 ・映像制作会社 ・海外への映像コンテンツ輸出業
▼宿泊業・飲食サービス業
・飲食チェーン
▼生活関連サービス業・娯楽業
・美容院チェーン ・ネイルサロン ・旅行会社
▼製造業
・帽子製造 ・アパレル会社
▼サービス関連
・整体接骨院 ・人材派遣会社 ・イベント会社 ・輸入雑貨販売
▼卸売・小売業
・高級輸入車販売会社
▼不動産業
・不動産販売会社
▼建設業
・建設会社 ・リフォーム会社 ・店舗設計 ・金型設計会社
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