キャリアプランシートを作成することで今後の取り組みが明確に

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従業員のキャリア形成のために貴社ではどのような施策を実施されていますか。

全社員が年に一度「キャリアプランシート」(企業様によってそれぞれシートの名前や内容は異なります)を上長に提出して人事や上長と面談を行う機会を設けている企業様も少なくないようです。

会社側がどのようにキャリア形成支援を行っていくのかは人材育成するうえで重要です。
他社の取り組みを参考に自社にあった人材育成の施策を講じてみるのもいいでしょう。

そこで今回は厚生労働省の「グッドキャリア企業アワード」に選ばれた企業様の取り組みの例をご紹介します。

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■キャノン株式会社

評価のポイント:研修部門と相談部門の両輪による総合的なキャリア形成支援

【具体的な3つの取り組み】
○研修を主体とする人材開発部門と社員の相談業務を主体とする部門が双方からキャリア形成をサポート
○社員の自立的キャリア形成と適材適所を図る機会として社内公募制度「研修型キャリアマッチング制度」を実施
○専門分野ごとに「技術人材育成委員会」を設置し、新入社員からリーダーに至るまで階層に応じた育成体系の構築、研修等を実施

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【取り組みの効果】
柔軟なキャリアチェンジの機会、幅広い知見を持った人材育成支援体制の整備による主体的なキャリア形成意識の醸成
○定期的な視点で主体的なキャリア形成意識を醸成
○「学び直し」の機会提供で専門領域を超えたキャリアチェンジを実現
○イノベーションを創出する人材育成支援体制を構築  

キャリアチェンジのための学び直しの機会提供は社員のモチベーションアップに繋がります。
離職率が高い企業様のキャリアコンサルティングでは、先輩社員や上司の働き方を見たら「この先」に何の希望も魅力もないと言われる方もいます。先輩社員の方々がやりたい仕事をイキイキとしている姿、そんなロールモデルが身近にいることは人材育成のうえで大切です。それにより職場環境の改善も期待できます。

■株式会社KMユナイテッド

評価のポイント:ICTを活用した一流からの技能伝承とセルフ・キャリアドックを軸とした多様な人材の育成

【具体的な3つの取り組み】
○一流の職人による充実した指導を受けられる環境を整備
○セルフ・キャリアドックの導入による従業員の定着
○外国人や女性の円滑なキャリア形成の支援

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【取り組みの効果】
生産性や技能向上による顧客満足度の向上
○教えられる側と教える側の双方の技術向上
○「自主性」をもつ従業員の増加
○作業の効率化によるコストカット

この企業様はセルフ・キャリアドックを導入されていますが以下のコメントが印象的でした。

キャリアコンサルタントという専門家を通して、独自の経営戦略を貫こうとする経営者と、実際働く従業員の、処遇や評価などの様々なベクトルの乖離を客観的に提言・改善する360度評価システムを得たことで、課題とされていた【自主性】をもつ従業員が増え、先送りせず改善策を常に模索する体制が整いつつあります。

【株式会社リクルート住まいカンパニー】

評価のポイント:ワーキングマザーを含め社員が自らのキャリアについて主体的に考える機会の整備

【具体的な3つの取り組み】
○社員個人の「Will」「Can」「Must」を一気通貫で設計
○社会人6年目の社員を対象に、2日間かけて今後のキャリアを考えるプログラムを実施
○産休・育休取得者と上長とのコミュニケーションシートの導入

↓ ↓ 

【取り組みの効果】
サポート力強化によるキャリア形成意識の明確化とモチベーション向上
多面的な取組による仕事と家庭の両立の実現
○キャリア形成サポート力が強化
○「今後のキャリアが明確になった」という受講者が100%
○育児と仕事の両立を実現する従業員の増加

社員の方の感想に「現状の仕事において自身が発揮すべきことが明確になり、モチベーションが向上した」とありましたが、キャリアコンサルティングをしているとこの言葉をいただくことは本当に多いです。個々人がキャリアプランの作成を行うことで自身で今後必要な取り組みを認識することができます。

 参照:厚生労働省「グッドキャリア企業アワード」
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株式会社リクルート住まいカンパニーの取り組みのひとつである「Will-Can-Mustシート」。当社では以前より「Must」ではなく「Need」として「Will-Can-Need」のフレームワークをキャリアコンサルティングや研修で活用しています。※本人が自覚していない必要性のあることを客観的に判断しやすくするためNeedにしています。

「Will-Can-Need」とは、「Will(本人の意思、やりたいこと:今後どのような仕事をやりたいのか、どのようにキャリア形成していきたいと考えているのか)」「Can(本人ができること:持ち味や強み、スキルの棚卸し)」「Need(周囲に必要とされていること:会社や上司、顧客、市場に求められていること)」を意味します。

「Will-Can-Needシート」は自己分析のひとつです。「Will-Can-Need」の3つが重なった仕事が適職となり、個人の持ち味や強みを発揮できてやりがいや充足感を得られることが期待できます。

キャリアプランシートを作成することで今後の取り組みが明確になります。社員のキャリア形成のためにまずこの「Will-Can-Needシート」の活用から始めてはいかがでしょうか。

とはいえ書き出すだけといっても実はとても難しい作業です。従業員の方が紙に書き出すとどうしても表面的にことになりがちですし、なかなか自身の強みを客観的に判断できないこともあります。また周囲に求められていることよりも自分が何をしたい、これをしたいということに目がいきがちになります。それももちろん重要ですが、会社が、上司が、同僚が、顧客が何を求めているのか、それを実現するために自分は何をできるのかといった客観的な視点を持つことが大切です。それが人材育成につながるからです。

当社(株式会社ライフキャリアネット)ではキャリアコンサルティングの顧問契約を受付中です。毎月定期的にキャリアコンサルティングを実施する顧問契約を結んでいただくことで、国家資格キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングで従業員一人ひとりの「Will-Can-Need」などさまざまな角度から人材育成のための施策を行ってまいります。

従業員が成長することで会社は成長します。人材育成はぜひ当社にお任せください。

顧問契約は毎月5万円から承っております。こちらからお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

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